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院長ブログ スポーツ 2ページ目
応急処置(ライス処置)
皆さんも学校や職場の行事などで一度は聞いたことがあると思いますが、ねんざや打撲などのケガをしてしまった際に、まず最初に実施したほうがよい応急処置を、それぞれの頭文字をとってR.I.C.E(ライス)処置というのですが、その内容までご存知でしょうか?
・Rest(レスト)・・・・安静 ・Icing(アイシング)・・・・冷却 ・Compression(コンプレッション)・・・・圧迫 ・Elevation(エレベーション)・・・・高挙、挙上 |
おそらくここまでは既にご存知の方も多いと思います。
では、実際にご自身や周りの人がケガをしてしまったときに、正しく処置できますでしょうか?
ここからは実際にあったカン違いの例を挙げながらご説明していきます。
Rest(レスト)・・・・安静
これは文字通り患部に負担がかからないような姿勢をとり、まずは安静にしてくださいという意味です。
決して患部の腫れが引くまで放っておいたり、静かにしていたら治るということではありません。
たまにですが「腫れたけどしばらくしたら治ると思って放っておいたら余計に悪化した。」ということもありますので、お気をつけください。
Icing(アイシング)・・・・冷却
ライス処置の中でおそらく一番多くの方が間違えて実施してしまっているのがこのアイシング(冷却)ではないでしょうか?
例文:「昨日足首ひねっちゃって腫れてきたから、シップで冷やしといたんだけど、どんどん痛くなってくるんだよねぇ」
例文を読んで「どこが間違ってるの?」と思ってしまった方もいらっしゃると思います。
では、具体的にどのようなカン違いかというと・・・・・
ライス処置のときには「シップでは冷却にはなりません!!」ということです。
現在市販されているシップ薬の多くはパッケージをご覧いただくと書いてあるのですが、冷感や温感など「感」の文字が入っていると思います。これは文字通り「冷たく感じる」ためにメントールなどの成分や「温かく感じる」ためにトウガラシの成分などが入っているために皮膚の表面がそう感じているだけなので、応急処置のときに必要な冷却効果は期待できません。
では、患部を冷却するにはどのようにするのが良いかというと、
・バケツなどに氷水を作り、その中に直接患部を浸ける。
・氷のうやビニール袋などに氷水を作り、患部に当てる。
など、とにかく氷や水で冷やすということです。
氷がない場合などは流水をかけ続けたり、濡らしたタオルを当てたりして代用してください。また、アイスやケーキなどを買ったときに付いてくる保冷剤も氷の代用になりますので、とっておくとよいでしょう。
(血圧や血流の病気をお持ちの方を冷やし過ぎてしまうと危険なことがありますので、持病の確認が取れない人にアイシングをする際には充分お気をつけください。)
Compression(コンプレッション)・・・・圧迫
ここでいう圧迫とは「患部の安静をはかり、腫れすぎを防ぐために押さえてください。」ということです。
あまり強く押さえ過ぎてしまったり、包帯などをグルグル巻き過ぎてしまうと患部が腫れてきたときに内圧が高まり過ぎてしまい、症状の悪化や血流障害を起こすこともありますので、患部を包み込む感じで押さえてあげてください。
Elevation(エレベーション)・・・・高挙、挙上
これはあまり間違える人もいないのですが、腫れを抑えるために無理のない程度に患部が心臓より高い位置にくるような姿勢をとるようにしましょうということです。
以上が応急処置の手順になります。ただし、あくまでも応急処置ですので、ライス処置をしたからといってすぐに治るわけではありません。
あくまでも応急処置になります。
ひどい場合は、整形外科に行きレントゲンなどの検査を受け骨に異常がなければ、整体やカイロプラクティックに行って
損傷時の歪みや筋バランスなどを調整してもらうと治りも早いです。
応急処置(ライス処置)の続きを読む
(京都中丸整体カイロプラクティック) 2017年6月23日 16:21
ふくらはぎがつる、固くなる5大原因とその対処法
日頃から運動して鍛えているわけでもないのに、ふくらはぎが固い人がいます。
たぶん筋肉質なのだろう、と思ってしまうかもしれませんが、ふくらはぎが固くなる理由は
筋肉質だからではありません。
ふくらはぎが固くなる原因や対処法を今日は、ご紹介します。
ふくらはぎの解剖
腓腹筋(ひふくきん、Gastrocnemius muscle)は人間の下肢の筋肉で足関節の底屈、膝関節の屈曲を行う。該当部位をふくらはぎという。
腓腹筋は両足それぞれが左右2つの筋肉で構成されており、内側(股関節側)の筋肉を内側腓腹筋といい、外側の筋肉を外側腓腹筋という。大腿骨の内側顆の上方で内側頭をつくり、また外側顆の上方では外側頭をつくって起こり、一部の線維は関節包から起始し、下行し、膝窩を下方で境し、ヒラメ筋の腱と合流して、ともに踵骨隆起で停止する。
ふくらはぎの言語由来
ふくらはぎの言語の由来として 『ふくら』は、「ふっくらした」の意味をさし、 『はぎ』は、古く「脛(すね)」をさします。 なので、ふくらはぎはふっくらした脛を意味します。 脛の後ろは、腓(こむら)といわれ、ツルことを返ったというため 腓返りと言います。
|
ふくらはぎの事についてなんとなく分かられてきましたか?
それでは、本題のふくらはぎが固くなる原因や対処法について説明いたします。
1)ふくらはぎが固いデメリットとは?
日頃からスポーツや筋トレを行っている人は、ちょっと力を入れただけでも筋肉が固くなります。しかし、力を入れていないのにふくらはぎが固い場合は、病気になりやすい傾向にあります。
・ふくらはぎがむくんでいて固い場合:老廃物が体内に溜まっている
・ふくらはぎが固くて冷たい場合:血行不良を起こしている
・ふくらはぎが固くて熱い場合:高血圧の可能性がある
・ふくらはぎに固いしこりがある場合:下肢の静脈に血栓がある
・筋肉がないのにふくらはぎが固い場合:筋力が低下している
その他にも、ふくらはぎが固いと腰痛を発症している場合もあります。
2)何が原因?ふくらはぎが固い症状の5大原因
(1)運動不足
運動不足が原因で筋力が低下すると次のような状態になります。
・血行不良
血流が悪くなると、身体中に栄養素や酸素が行き届かなくなり、筋肉が収縮するエネルギーがなくなって固くなってしまいます。
・リンパの流れが悪くなる
老廃物を排出させるリンパの流れが悪くなると体内に老廃物が溜まってしまい、脂肪や水分が溜まってふくらはぎが固くなります。
・筋肉が減少する
筋肉が減少して脂肪が増えると、脂肪を燃焼するエネルギーがなくなりふくらはぎが太く固くなります。
・筋肉が緊張する
筋肉は収縮運動で老廃物や筋肉を緊張させる成分を排出します。収縮運動がなくなると緊張成分が排出されないので常に緊張状態になり、ふくらはぎが固くなります。
(2)姿勢の悪さ
姿勢が悪いと骨格が歪み、下肢の筋肉をうまく使えなくなります。それにより筋肉の働きが悪くなり固くなります。
(3)ストレス
過度のストレス・慢性のストレスを抱えていると、自律神経が乱れて血流やリンパの流れが悪くなり、筋肉に影響があらわれます。
(4)病気の可能性
偏った食生活が原因で腎臓の病気や静脈に血栓ができている場合、ふくらはぎが固い・痛いなどの症状があらわれる場合があります。
(5)筋肉の酷使
日頃から運動やトレーニングで筋肉を鍛えている人は、ふくらはぎが太くて固めになる傾向があります。しかし、筋肉疲労が蓄積されると筋肉が縮んで固くなってしまう場合があります。
3)ふくらはぎが固い症状への対処方法とは
(1)マッサージを行う
一般的に行われる対処法で、入浴中やお風呂上がりに行います。足の裏の痛い部分、コリコリしている部分を揉みほぐします。次に、足首からふくらはぎに沿って膝下まで、リンパの流れを意識して優しく流すようにマッサージします。そして、ふくらはぎの後ろ側や外側も、骨の際に沿って優しく揉みます。しかし、これらの方法は一時的な効果はありますが、翌日にはもとに戻ります。しっかり毎日継続して行うことで効果が期待できます。
(2)ストレッチを行う
ふくらはぎだけでなく、全身のスチレッチを行って、血行を促進します。痛くて気持ち良いという程度のストレッチを行いましょう。
(3)施術してもらう
整体やカイロプラクティック、接骨院などで、マッサージや骨格矯正の施術を受けます。素人ではわからない筋肉の張りや骨格の歪みなどを施術してもらえます。
4)症状が続く場合は注意!考えられる4種類の病気とは
(1)腎臓の病気
腎臓は体内の老廃物を濾過して尿として排出する働きをしています。その機能が低下すると、浮腫みがあらわれるようになり、下肢が太い・固いなどの症状が発生します。
(2)腰の疾患
慢性の腰痛・椎間板ヘルニア・脊髄狭窄症など腰に原因がある場合は、足首やつま先の動きが悪くなり、ふくらはぎが固くなる傾向にあります。
(3)高血圧
高血圧により、心臓に戻りにくくなった血液中の水分が、下肢に溜まってふくらはぎがむくんで固くなる場合があります。逆に、ふくらはぎを柔らかくすると高血圧が改善されるという説もあります。
(4)静脈還流障害
血流不全が原因で下肢静脈の血管内の圧力が上昇してしまい、静脈の機能が低下して血流が逆流します。その結果、血液中の水分が漏れ出し、下肢やふくらはぎがむくみます。悪化すると「深部静脈血栓症」という血栓ができ、それが血流に乗って運ばれ重要な機関につまると命にかかわる場合があるので注意が必要です。
5)専門家での検査を!固い症状が気になる場合への検査・治療方法
(1)整形外科
触診やレントゲン検査が行われ、腰や下肢に異常がないか調べます。腰や背骨などに異常が発見されればその治療が行われ、ふくらはぎの固さも改善する場合がありますが、何も異常が見られない場合は治療が行われない事もあります。
(2)治療院
・整体やカイロプラクティック
しっかり検査をし、骨格の歪みの矯正や筋拘縮や筋弱化している所へのアプローチ、病気以外の根本原因を解決します。
・接骨院
検査をし、筋肉に対して電気治療やもみほぐすマッサージをします。
(3)内科
接骨院や整体院での治療に効果が見られない時は、内科を受診して血液検査を受けましょう。
(4)循環器科
下肢の血流が悪くなってふくらはぎにむくみ・痛み・血管が浮き出るなどの症状があらわれた場合は、循環器科を受診してみましょう。超音波やCTの画像診断が行われ、血栓ができるのを防ぐ点滴治療などが行われます。
6)生活習慣から予防を!ふくらはぎが固い症状への予防習慣とは
(1)筋力をつける
かかとの上げ下げ運動やスクワットを行って、ふくらはぎに筋肉をつけましょう。筋肉の働きが活性化すると固さやだるさが改善されます。
(2)休息する
常に立っているけど動かない、という環境にいる場合、引力により下肢に血液が溜まりふくらはぎがむくんだり固くなりやすくなるので、足を心臓より高くして休むなどの休憩をしましょう。また、筋肉を過度に使っている場合は、筋肉疲労が蓄積されないように充分なストレッチやマッサージを行って、筋肉を緩ませたり伸ばしてあげることも必要です。
(3)食生活
栄養バランスが偏っていたり暴飲暴食が続くと、血液中の成分に異常が現れて内臓や血管の働きが低下します。それにより筋肉にも影響がでるので、日頃からバランスの取れた食事の摂取を心がけてください。
(4)姿勢に気をつける
歩き方や姿勢が悪いと、骨格に影響が出ておかしな体勢が癖になります。その結果、ふくらはぎの筋肉をうまく使えなくなってしまい、固くなるようになります。歩き方や姿勢に気をつけ、骨格が歪まないようにしましょう。
いかがだったでしょうか?
1)ふくらはぎが固いデメリット
2)ふくらはぎが固い5大原因
3)ふくらはぎが固い症状の対処法
4)考えられる4種類の病気
5)検査や治療法
6)予防習慣
ここで色々とお話をしましたが、整体・カイロプラクティック師である私の考察として、、、
京都中丸整体カイロプラクティックにもたくさんふくらはぎの固い方が来られますが、 ひとえに「これ」といった原因は一致せず みなさん10人10色という感じですが、みなさん共通してるところが実はあります。 たくさんの方を施術してきて私が感じたことですが、 「腰をそっていて、つま先に荷重がのっている姿勢の方が多いです。」 つまり、太ももの前の筋肉が固くなっているか 腹筋の下のインナーマッスルの大腰筋の拘縮がみられるか 両方とも固くなってるはずです。 そうなることにより、股関節がうまく機能できません。 そしてまた、ふくらはぎに負担がかかってきます。 筋肉の繋がりからも原因が分かります。 大腰筋から→太ももの前の筋肉→脛の前の筋肉に繋がります。 大腰筋が張ることにより太もも前の大腿四頭筋が張り脛の前の筋肉が張ります。 脛の前の筋肉と脛の後ろの筋肉(ふくらはぎ)は、お互い拮抗する運動をします。 前のテンションが高くなると当然後ろの筋肉は、引っ張られ 寝ていても座っていても、常に働かなくてもいいところを働いてしまっている。 そのために、ふくらはぎがはると皆さんのお体を見てて感じます。 だいたい、ふくらはぎの問題を抱えておられる方の多くは 腰痛持ちや股関節が悪い方ばかりです。 |
もし、近くでふくらはぎの症状にお困りの方がおられましたら
教えてあげてください。
少しでも参考になればと思います。
色々試してもなかなか固さが取れない場合は、
一度当院にお気軽にご相談ください。
ふくらはぎがつる、固くなる5大原因とその対処法の続きを読む
(京都中丸整体カイロプラクティック) 2017年6月17日 19:22
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